「ネッタポルテ」のグローバル・バイヤー・ディレクターのエリザベス・ヴォン・デー・ゴルツは、「これは、ファッション業界の人々が語り合わなければいけない、とても大切なトピックです。そのため、メーガン妃のような人が先陣を切っていることは素晴らしいこと」と説明した。

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ここまできて驚くことはないとは思うが、「Lyst」はメーガン妃を2018年のウルトラ・インフルエンサー」のひとりに選出した。

メーガン妃のほかには、SNSの女王カイリー・ジェンナーなどが名を連ねるが、メーガン妃はそのなかでもソーシャルメディアをもたず、 ブランドのプロモーションでお金が支払れていない唯一の人。

キム・カーダシアンはインスタグラムに1投稿するだけで約1憶円支払われていると公表している。 その人を惹きつける力で、リアリティスターでもブランドを立ち上げることができると証明した。

けれど、消費者の行動に与えるメーガン妃の影響はどれほどなのか

「カスタニエール」のエスパドリーユを例に見てみよう。オーストラリアとニュージーランドのロイヤル・ツアーで、メーガン妃がエスパドリーユを履いたところ、売り上げは即時に442%アップしたという。

メーガン妃が愛用するブランドを多く抱えるファッション通信サイトの「ネッタポルテ」は、彼女のお気に入りのブランドの売り上げが上昇していることを明らかにした。ロイヤル・ウェディングで「ジバンシィ」のドレスを身にまとって登場した後、「ネッタポルテ」での売り上げが300%上がり、そのなかでもドレスがほとんどの売り上げを占めていた。

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それからというもの、メーガン妃は「ジバンシィ」のアイテムを何度も着用しており、そのおかげもあり「ネッタポルテ」は同ブランドと強い関係を築くことができ、今シーズンはより多くの商品を扱っている。